静電気

また5月がきたよ

 

所謂、風邪であって、あまり調子は良くない。

ペットボトルの水を馬鹿みたいに飲んでいる。肌の調子が良いような、塗ってるもののお陰なのか、それとも、ホルモンの都合なのか。私のなかのこと、私はちっとも分からない。みかんとアイスクリームは、冷たくて、甘い。

 

旅行におけること、上手く書けない。つい先日、広告を見た。言葉は自由だ、といったやつ。口のなかで、転がしてみる。言葉は、自由だ。

それなのに、どうして、いつもこんなに窮屈なのか。いつもこんなに、不自由なのか。

語る言葉を持たない。本当は持っているのに、使えない。分からないけど、後者だと良い。きっと前者だ、分かっている。

結局、訓練だ。ワンツーさんし。嫌いな言葉は、努力だ。

 

好きなものからは、逃れられない。好きは呪いだ。

どこまでも追いかけてくる。天国、地獄、ずっと一緒にどこまでも。離れた、さよなら、と思っていても、やっぱり側にいて、なんだお前、そこに居たのか。当たり前でしょ。そんな風だ。

好きなもの、きちんと好きだと言える。そうなりたいのに、いつだって、どうして、こんなに、難しいんだ。

 

高校生の部活に関するフィクション、いや、高校の生活をうまく、もがいて、生きていくフィクションへの思い。

我々は、我々の人生における主役だ。他の人の人生など、本来は分からない、あれらは全て実はbotで、本当に私が人生の主役かもしれない。でも、それは、妄言だ。

私の人生の主役は私だ、それは分かっている。でも、なりたいのはそれじゃないだろう。そうじゃない、それだけじゃ、足りない。

私は、私たちは、あなたの人生においても、主役になりたい。特別になりたい、私たちは、当たり前で終わりたくない。特別は当たり前じゃない。

何者かになりたい私たちは、あなたを主役の座から、ひきずりおろして、私たちはそこに座りたい。

そんなことを、何者かになりたいのかもわからないのに、思う。

昔はもっと、自覚がなかった。現実だから、ここだから、私は埋もれていると思っていた気がする。そうじゃなかった、きっと、私はフィクションでも、埋もれたままだろう。特別にはなれないだろう。ラノベを読む少年少女、きっと、あなたは名もなき人になる。