群青
旅行に。今年の夏は行かれないと思っていた。
全体的にはあっさりしていたけれど行って良かった。
今年3度も訪れたんですけどまた行きたいとなっている。
美術館の企画展っていうのか特別展というか、とても良くて羨ましい。
5ヶ月振りくらいに行った水族館、やっぱり最高だった。
とにかく楽しく幸せだったので良い時間だった。
旅行の際に持って行く本を選ぶのが好きで1人旅だと2冊で我慢しようとなる。
片方をスーツケースに、片方を持ち歩く方にという感じで。
車で行くと放置出来るからという理由で4冊くらい持って行ってしまう。
1冊読めれば良い方なのは理解しているのに。
今回は寝ていたので1冊も読み切れなかった。買って放置していた本を少しだけ。
中学の頃、彼女の小説を原書で読むのが夢となった。
しかし高校で、彼の訳文が好きなのかもしれないとなり、はやく翻訳されないかなあと待っていたのだった。それが出版されてとても嬉しい。
感じやすいということ。すぎると足りないの線引き。あるさびしさ。
ぼんやりと考えたけれど考えたことはきちんと文章にならない。
なんとなく分かったような分からないようなそんな気持ちであって。
47を読むために私はこの本を読んだと思えたので良かった。
たしかに愛と喪失と希望がそこにはあったと思う。
上手くいかないことが色々ある。
全部手放してしまえたらと思う反面、すべてぎゅっと抱きしめていたいとも思う。
難しいと思わず生きていけたらと何度も考えるのだけれど、そんなことを思わず生きている人なんていないのではないかと考え直す。
これとはずっと付き合っていかねばならないのだろうね。
とはいえ私はひどくしあわせな毎日を送っています。
これ以上何を望めばいいんだろう。