幕引きはあなたが

何だかんだ森博嗣作品を読み続けている。

かなり飽き性なのでS&Mシリーズを読み終われないのでは、と危惧していたのであった。

だから刊行順に読んでいないのだけど、ここまできて本当に後悔している。

未読者には強く、刊行順に読むことを薦めたい。周りに読みたいって人が居ればだけど。

事の始まりはTwitterで見たイラスト、という阿呆な具合。許してほしい。

Xシリーズのイラストであって流石にXから読むのはなあ、と思ってS&M1巻を手に取ったのだった。

結局講談社文庫版で出ているのだけでいうとX→G→S&M→Vと読み終わっていった感じである。Xは文庫にまだなっていないので仕方ないと思って欲しい。

中学生の頃にすべてがFになるを数ページ捲って難しいとなったことを覚えている。正直今も難しいのだけど。

タイトルやあのグレーの背表紙が本棚の棚を埋めていると何となく手に取りたくなったのだろうね。

それを今買って面白い！って思っている訳である。成長だと信じたい。

Vシリーズをやっと読んでいるのは犀川先生も西之園さんも出てないのかあ、じゃあその内読もう…と言った阿呆な理由であった。今思えば殴りたい。

読み終わってVシリーズがいちばん好きかもしれない、という感じになっている。本当に面白いシリーズだった。

本の感想が好き、としか言えないの本当に良くないのだけど、好きなものは好きとしか言いようがない。残念。1つ1つここが好き、っていうのをあげていきたいくらいなんだけど。

飽き性の私が10巻までのシリーズを2つも読み終われたというのはある意味奇跡であるよと思うのだけど、それくらい面白いのですね。楽しかったけど、寂しい気持ち。