浅
きっとバッググラウンドに常駐しているのだろうな。
私の第四原則なのではないだろうか。
でもこれでは第一と第三に引っかかってしまうのではないか。
というか私はそんな原則を有していないのだった。
とにもかくにも早く考えるのをやめなければ。たとえそうであっても。
鮮やかなものなんて要らない。
でも欲している自分も居てバラバラだ。
私は誰なんだろう。
なれないものに手を伸ばすたびに揺らいでいくね。
相対的価値から抜け出すことなんて出来ない。
ひとはひととの中でそういうようにしか生きられないきっと。
もし抜け出せたらもっと私は。私はどうなるんだろう。
というか絶対的価値を有しているとは思えないのだった。