静電気

また5月がきたよ

 

きっとバッググラウンドに常駐しているのだろうな。

私の第四原則なのではないだろうか。

でもこれでは第一と第三に引っかかってしまうのではないか。

というか私はそんな原則を有していないのだった。

とにもかくにも早く考えるのをやめなければ。たとえそうであっても。

 

鮮やかなものなんて要らない。

でも欲している自分も居てバラバラだ。

私は誰なんだろう。

なれないものに手を伸ばすたびに揺らいでいくね。

 

相対的価値から抜け出すことなんて出来ない。

ひとはひととの中でそういうようにしか生きられないきっと。

もし抜け出せたらもっと私は。私はどうなるんだろう。

というか絶対的価値を有しているとは思えないのだった。